サプリメント図鑑 > 生薬・漢方薬

アストラガルス

アストラガルスとは、中国を原産とするマメ科の植物。主に根の部分が薬用に用いられる。アストラガルスの根部分にはサポニン、ギャバ、フラボノイドなどを豊富に含んでおり、主に免疫機能を高める効果があるとされている。

ジンセン

ジンセンとは、オタネニンジンとも呼ばれるウコギ科の植物。朝鮮人参や高麗ニンジンとよばれ、疲労回復効果や免疫力強化、冷え性の改善、血管拡張作用、更年期障害の緩和などの作用があるとされており、世界各国で多くが商品化されている。

丁子(チョウジ)

丁子(チョウジ)とは、クローブのこと。フトモモ科の常緑樹。香辛料として用いることが多いが、精油成分にはポリフェノールやオイゲノールなどが含まれている。甘い香りと刺激感が特徴的。カレーなどに使うガラムマサラに含まれることが多い。

五虎湯(ゴコトウ)

五虎湯(ゴコトウ)とは、漢方薬の一種。麻黄(まおう)、杏仁(きょうにん)、甘草(かんぞう)、石膏(せっこう)、桑白皮(そうはくひ)という5種類の生薬を配合して作られる。主に呼吸器の熱をとる作用があるとして気管支炎などに対して処方される鎮咳作用がある。

六君子湯(りっくんしとう)

六君子湯(りっくんしとう)とは、消化吸収力の低下による疲労感や胃腸機能の不調などを回復させるために処方される漢方薬の一種。胃腸の働きを正常化し、水分の停滞をなくす働きがある。

加味逍遙散(カミショウヨウサン)

加味逍遙散(カミショウヨウサン)とは、漢方薬のひとつ。紫胡(さいこ)、甘草(かんぞう)、生姜(しょうが)などの生薬からなる逍遙散(ショウヨウサン)という漢方薬に、牡丹皮(ぼたんぴ)、山梔子(さんしし)を配合したもの。

十全大補湯(ジュウゼンタイホトウ)

十全大補湯(ジュウゼンタイホトウ)とは、漢方薬の一種。当帰(とうき)・芍薬(しゃくやく)・地黄(じおう)・人参(にんじん)・甘草(かんぞう)・黄蓍(おうぎ)・桂皮(けいひ)などの生薬を配合した漢方薬で、疲労感や貧血などに対して処方される。

半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)

半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ) とは、気分のふさぎ、動悸、眩暈、吐き気などをともなう神経症や胃炎などに処方される漢方薬。半夏、茯苓、厚朴、蘇葉、生姜などが配合される。

土竜(じりゅう)

土竜(じりゅう)とは、漢方薬の生薬といて用いられるもので、食用ミミズを乾燥させたもの。体内の余分な水分を排出する利水作用の他、熱を冷ます作用がある。サプリメントとしても販売されている。

大棗(タイソウ)

大棗(タイソウ)とは、ナツメのこと。中国では生薬として用いられ、主に女性の美容や健康に役立つ生薬とされる。月経中、妊娠、産後などに広く食される。漢方薬としても配合されることがあるが、通常は小豆と混ぜて餡子にしたり、そのまま食したりされる。

大黄

大黄(だいおう)とは、タデ科の植物の根茎。便秘解消作用があり、多くの便秘薬などに配合されている。ただし、作用が強いことから用法・用量は守ることが大切。多くの漢方薬にも配合される。

威霊仙(イレイセン)

威霊仙とは、漢方薬の素材として使われる生薬の一つ。センニンソウ(クレマチス)などの根のこと。鎮痛作用、利尿作用、整腸作用などがあり、二朮湯などに配合処方される。

安中散

安中散(あんちゅうさん)とは、漢方薬の一つ。肉桂(にっけい・シナモン)、小茴香(しょうういきょう)、甘草(かんぞう)などの生薬からなる漢方薬で、主に胃腸の働きを正常化させる作用がある。

小柴胡湯(ショウサイコトウ)

小柴胡湯(ショウサイコトウ)とは、主に悪寒を伴う感染症に対して処方される漢方薬の一種。柴胡(さいこ)と大棗(たいそう)を中心に人参、甘草(かんぞう)などの生薬を配合したもの。慢性肝炎の症状を持つ人に対する処方は厳禁であるとされる。

小青竜湯(ショウセイリュウトウ)

小青竜湯(ショウセイリュウトウ)とは、麻黄(まおう)、桂枝(けいし)、芍薬(しゃくやく)、半夏(はんげ)、五味子(ごみし)、細辛(さいしん)、乾姜(かんきょう)、甘草(かんぞう)といった生薬を用いた漢方薬。日本では桂枝の代わりに肉桂(シナモン)を用いることもある。

帰脾湯(キヒトウ)

帰脾湯(キヒトウ)とは漢方薬の一種。人参(にんじん)、黄耆(おうぎ)、白朮(びゃくじゅつ)、甘草(かんぞう)、大棗(たいそう)、当帰(とうき)、竜眼肉(りゅうがんにく)などの12種類の生薬からなる漢方薬。慢性的な疲労感や食欲不振、動機、不眠などの症状に有効とされる。

平胃散(へいいさん)

平胃散(へいいさん)とは、漢方薬の一種。胃を健康な状態に保つ作用がある。特に胃部膨満感、吐き気、食欲不振の際などに処方される。蒼朮(そうじゅつ)、厚朴(こうぼく)、陳皮(ちんぴ)、大棗(たいそう)、甘草(かんぞう)、しょうがが成分。

延胡索(エンゴサク)

延胡索(エンゴサク)とは、ケシ科の植物の茎。鎮痛効果があり、月経痛や腹痛、頭痛などに対して処方される。安中散、折衝飲などに配合される。

当帰(トウキ)

当帰(トウキ)とは、セリ科の植物のことで漢方薬の生薬として広く用いられる植物。血液の不足がある場合に用いられる生薬の代表的な存在で、主に婦人病や女性特有の症状に対して処方される漢方薬に対しては広く用いられる生薬。

枳実(キジツ)

枳実(キジツ)とは橙のこと。漢方薬としては未完熟のものを枳実(キジツ)と呼び、成熟したものを枳穀(キコク)と呼ぶ。消化器の機能を正常にする作用があるとされており、便秘や腹痛などに処方される。ただし、枳実(キジツ)は薬効が強いことから体が弱っている場合や妊婦などには通常処方されない。

柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)

柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)とは、漢方薬の一種。比較的体力がある人向けで、精神不安や動悸などのある人に用いられる。また、更年期の神経症などにも。柴胡、半夏、茯苓、桂枝、大棗、人参、竜骨、牡蛎、生姜、大黄などが配合される。

柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)

柴胡加竜骨牡蛎湯は、柴胡、半夏、茯苓、桂枝、大棗、人参、竜骨、牡蠣、生姜、大黄などを配合した漢方薬。動悸、不安、不眠などに使われる。

桂枝加竜骨牡蛎湯(ケイシカリュウコツボレイトウ)

桂枝加竜骨牡蛎湯(ケイシカリュウコツボレイトウ)は神経質、不眠、小児の夜泣き、眼精疲労などに用いられる漢方薬です。桂枝、芍薬、大棗、生姜、甘草、竜骨、牡蠣の配合が代表的。

桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)

桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)とは、婦人科の治療に用いられることが多い漢方薬の一つ。 桂枝(けいし)、茯苓(ぶくりょう)、牡丹皮(ぼたんび)、桃仁(とうにん)、芍薬(しゃくやく)の5種類の生薬により構成される。日本では、桂枝の代用として肉桂を用いることがある。

温経湯(ウンケイトウ)

温経湯(うんけいとう)とは漢方薬の一種。主に不妊に対して多く用いられる。呉茱萸(ごしゅゆ)、当帰(とうき)、白芍(びゃくしゃく)、桂枝(けいし)、甘草(かんぞう)などの生薬から成り立っている。

甘草(カンゾウ)

甘草(カンゾウ)とはマメ科の植物。生薬として漢方薬に広く用いられる。主成分であるトリテルペン配糖体は砂糖(ショ糖)の150倍という強い甘みを持つ。また、同様にグリチルリチンという有効成分も含まれており副腎皮質ホルモンの分泌促進、抗アレルギー作用などがあるとされる。

秋ウコン

秋ウコン(turmeric)とは、ショウガ科の植物でターメリックと呼ばれる。カレーの原料にもなる植物であるが、秋ウコンに含まれている黄色い色素成分であるクルクミンには肝臓の解毒作用を高める効果があるとされており、アルコールを摂取する前にクルクミンを摂取することにより二日酔いを予防できるとされている。

肉桂(ニッキ)

肉桂(ニッキ)とは、シナモンのこと。樹皮がハーブティーなどに配合されるほか、生薬として漢方薬に用いられる。なお、肉桂は、官報に用いる場合、シナモンの幹皮部分のことを指し、枝は桂枝(ケイシ)と呼ばれる。また、肉桂は桂皮(ケイヒ)と呼ばれることもある。

茴香(ウイキョウ)

茴香(ウイキョウ)とは、スパイスの一種「フェンネル」と同じ。セリ科の植物ウイキョウの実の事で、香りが強い。胃腸など消化器の機能を高める働きがある。

茵蔯蒿(インチンコウ)

茵蔯蒿(インチンコウ)とは、キク科の植物であるカワラヨモギから作られる生薬。利尿作用、消炎作用、解熱、利胆作用などがある。肝炎や黄疸の利用などに良く用いられる。

莪朮(ガジュツ)

莪朮(ガジュツ)とは紫ウコンの正式名称。漢方薬の分野では体のエネルギーである気や血を巡らせる作用があるとされており、消化不良の改善や月経痛、悪心、膨満感、腹痛などの症状に対して処方される。根茎を使用する。

葛根湯(カッコントウ)

葛根湯(カッコントウ)は、漢方薬の中でも非常に有名で風邪薬として広く知られている。葛の根である葛根(かっこん)、麻黄(まおう)、大棗(たいそう)、甘草(かんぞう)、紫蘇(しそ)などの生薬の組み合わせでできている。

藿香正気散(カッコウショウキサン)

藿香正気散(カッコウショウキサン)とは、藿香(かっこう)という生薬に紫蘇(しそ)、茯苓(ぶくりょう)、陳皮(ちんぴ)、甘草(かんぞう)などの生薬を加えた漢方薬。吐き気を伴う風邪や胃の不快感などに対して処方される。

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)とは、漢方薬の一種。「気」の不足による慢性的な疲労感を緩和する作用や胃下垂、慢性の下痢、食欲不振、不正性器出血などの治療に用いられることがある。また、運動等による一時的な疲れにも効果的に作用するといわれている。

赤ブドウ葉

赤ブドウ葉とは、ヨーロッパでタンテュリエと呼ばれる種類の赤ブドウの葉。一般的なブドウよりも色素やポリフェノール類を多く含む。1996年にはフランスの薬品基準書「フランス薬局方」に記録されている。日本では、2013年にこの赤ブドウ葉の乾燥エキスを利用したハーブ医薬品「アンチタックス」がエスエス製薬より販売されている。

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)とは、漢方薬の一種。体にたまっている熱を取り除き、便秘改善作用・発汗作用・解毒作用があるとされる。近年では肥満対策に対しても用いられることがある。胃腸が弱い人には向かない。

阿膠(アキョウ)

阿膠(アキョウ)とは、漢方薬につかわれる生薬の一つ。ロバや牛の皮膚などを煮詰めたもの。いわゆる「ニワカ」のこと。出血性の疾患に対して止血効果がある生薬として温経湯、芎帰膠艾湯などに配合される。

陳皮(チンピ)

陳皮(チンピ)とは、ミカンの皮を乾燥させたもの。漢方薬の分野では生薬として活用され、主に胃をはじめとした消化器の機能を調整する作用があるとされている。日本においても七味唐辛子の七味の一つとして陳皮が利用されている。

香蘇散(コウソサン)

香蘇散(コウソサン)とは、漢方薬の一種。香附子(こうぶし)、紫蘇葉(しそよう)、陳皮(ちんぴ)、生姜、甘草(かんぞう)からなる漢方y買う。風の初期症状や頭痛、イライラといった割と広い範囲の症状に対して処方される。作用は比較的穏やかである。

高麗人参

高麗人参(こうらいにんじん)とは、ウコギ科の薬用植物でジンセン、チョウセンニンジン、オタネニンジンなどとも呼ばれる。疲労回復や免疫力強化などの作用があるとしてサプリメントとしても多く利用されている。また、漢方薬の分野では人参(にんじん)という生薬名で珍重される。

鹿茸(ろくじょう)

鹿茸(ろくじょう)とは、漢方薬として利用される生薬の一種。マンシュウジカやシベリアシカなどの雄の鹿の幼角のこと。中国では古来より鹿茸が滋養強壮、長寿作用がある高価な漢方薬として用いられており、日本でも高貴な生薬として利用されてきた。

麻黄

麻黄(まおう)とはエフェドラとも呼ばれるマオウ科の植物の根や茎を乾燥させたもの。日本では医薬品に該当する。漢方薬として鎮咳作用や利水作用などがあり、発汗作用を持つ生薬として葛根湯(かっこんとう)や小青竜湯といった漢方薬に配合されている。

黄耆(オウギ)

黄耆(オウギ)とは、マメ科のキバナオウギの根。強壮効果、利尿効果、止汗効果などがある。防已黄耆湯、補中益気湯などに配合される。

黄耆(オウギ)

黄耆(おうぎ)とはアストラガルスの和名。漢方においては体のエネルギーである「気」を補う作用があるとされている。生薬の代表的な一つであり、疲労回復や風邪の予防作用などがあるといわれている。

黄芩(オウゴン)

黄芩(オウゴン)とは、シソ科のコガネバナの根。生薬として用いられ、解熱・消炎効果がある。また、腹痛や吐き気、下痢などにも使われる。多くの漢方薬に配合され、黄連解毒湯、小柴胡湯などに使われる。

黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)

黄連解毒湯(おうれんげどくとう)とは、黄連(オウレン)、黄ごん(オウゴン)、黄柏(オウバク)、山梔子(サンシシ) という生薬から作られる漢方薬。解熱および解毒作用があり、アトピー性皮膚炎などの皮膚炎などの治療に用いられる。