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2008年08月 アーカイブ

2008年08月01日

小柴胡湯(ショウサイコトウ)

小柴胡湯(ショウサイコトウ)とは、主に悪寒を伴う感染症に対して処方される漢方薬の一種。柴胡(さいこ)と大棗(たいそう)を中心に人参、甘草(かんぞう)などの生薬を配合したもの。慢性肝炎の症状を持つ人に対する処方は厳禁であるとされる。

比較的薬効が強い漢方薬に分類されるため、利用に当たっては専門医の処方や診察の元で服用するようにしたい。

脂溶性ビタミン

脂溶性ビタミン(しようせいびたみん)とは、脂に解けやすい性質を持つビタミンの総称。具体的には、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKの4種類が脂溶性ビタミンにあたる。対義語は水溶性ビタミン。

脂溶性ビタミンは過剰に取りすぎた場合、過剰症という症状が現れることがあるため、サプリメントでビタミンを摂取する場合は、用法容量を守って摂取するようにしたい。対する水溶性ビタミンは過剰に摂取しても尿として排出されるので、過剰症はない。

小青竜湯(ショウセイリュウトウ)

小青竜湯(ショウセイリュウトウ)とは、麻黄(まおう)、桂枝(けいし)、芍薬(しゃくやく)、半夏(はんげ)、五味子(ごみし)、細辛(さいしん)、乾姜(かんきょう)、甘草(かんぞう)といった生薬を用いた漢方薬。日本では桂枝の代わりに肉桂(シナモン)を用いることもある。

主に呼吸器系の疾患に対して処方され、痰や咳を抑える作用がある。発汗作用も強いことから長期的な服用には適しない。

シリマリン

シリマリンとはマリアアザミという植物に含まれる有効成分。主に肝臓の細胞の修復や保護を行う作用があるとされ、マリアアザミの原産地であるヨーロッパでは、古くから慢性肝炎や肝硬変など肝臓疾患に対する治療薬として用いられてきた。

日本でも、近年では飲みすぎや二日酔い対策のサプリメントなどに配合されて販売されている。主にマリアアザミの種子から抽出されたエキスにシリマリンは含まれる。

2008年08月04日

ジンゲロール

ジンゲロールとは、生姜に含まれている成分の一つで辛味成分のこと。生の生姜に存在しており、過熱することでジンゲロールはジンゲロンおよびショウガオールへと変化する。ジンゲロールにはエネルギー消費量を大きくする働きがあるとされ、ダイエット効果が期待されている。

ジンゲロン

ジンゲロンとは、生姜に含まれる辛味成分の一種で、生姜を加熱調理した際に発生する。血液循環を促進する作用がある他、ラット実験では体脂肪の燃焼が促進されたという報告がある。ダイエット効果が期待される成分である。

ジンセノサイド

ジンセノサイドとは、高麗人参の薬用成分とされる成分でサポニンの一種。ジンセノサイドは高麗人参の健康成分の総称として捉えられており、中枢神経の働きを抑える方向で働くものと、促進する方向で働くものの二種類に大別される。

また、抗がん作用を持つものも存在しており癌予防に対して効果があるとして研究が進められている。ジンセノサイドのその他の働きとしては血糖値のコントロール、中性脂肪やコレステロールの抑制、血圧の正常化、造血作用の促進などの働きがあるとされる。

メリロート

メリロートとはスイートクローバーとも呼ばれるマメ科の植物。リンパの流れを活発化させ、むくみの改善作用があるとされている。有効成分はクマリンで、抗血栓薬であるワルファリンの作用を増強する作用もある。

現段階でメリロートは研究段階でもあることから詳しい点はわかっていない。また、過剰摂取による危険性も指摘されているため、標準摂取量を超える摂取は避けるべきである。

水溶性ビタミン

水溶性ビタミン(すいようせいびたみん)とは、ビタミンの中で水にとける性質を持つもので、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ナイアシン、葉酸、パントテン酸、ビオチンが挙げられる。

水溶性ビタミンの特徴としては、過剰に摂取した場合であっても尿として排出されることから、過剰症の恐れが無いことが挙げられる。
しかし、体内に貯蔵しておくこともできないため、毎日必要量を摂取する必要がある。サプリメントとして摂取する場合は一日にまとめてとるのではなく、複数回に分けて摂るのが良いとされている。

スクワレン

スクワレンとは、肝油などに含まれる油成分。コレステロール合成の中間体として存在する。抗酸化作用を持つ不飽和脂肪酸に該当する。健康食品やサプリメントとしても販売されている。

なお、スクワレンに水素を添加することで安定した「スクアラン」という物質になる。スクアランは化粧品などに多く用いられる。なお、スクワレンは基本的に人体内でも合成されるが、食品として摂取する場合には、原則としてサプリメントや健康食品などスクワレンが含まれているとされるものから摂取するのが最も効率的である。

スコポレチン

スコポレチンとは、健康ジュースとして知られている「ノニ」に含有されている成分でクマリン誘導体の配糖体。血圧を調整する効果があるとされている。スコポレチンの薬理作用としては、副交感神経を社団し、中枢神経を刺激する作用がある。

すっぽん

すっぽんとは、古来より日本で滋養強壮効果がある食品として食べられてきた亀の一種。すっぽんには多くのコラーゲンやアミノ酸、ミネラルなどを豊富に含む。

食品としてすっぽんを食べても健康効果が得られるが、近年ではすっぽん粉末やオイルなどが健康食品として販売されている。食用とされるすっぽんは主に養殖されており、静岡県浜松ですっぽんの養殖が盛んである。養殖されたすっぽんは「養鼈(ようべつ)」とも呼ばれる。

スピルリナ

スピルリナとは、藻の一種。葉緑素(クロロフィル)を豊富に含む。このほか、βカロチンや鉄分、カルシウム、食物繊維などの栄養素を多く含み、コレステロールの値を下げる作用や、体内に蓄積された有害金属を体外に排出する作用もあるとされる。

このほか、免疫力をアップさせる作用や肝臓機能強化なども報告されている。

スルフォラファン

スルフォラファンは体内において解毒酵素を誘導する硫黄化合物の一つ。主にブロッコリーやワサビ、キャベツなどのアブラナ科の植物に多く含まれている。特に、ブロッコリーの新芽に豊富に含まれている。スルフォラファンには発ガン物質の解毒酵素を活性化させる作用がある。

スレオニン

スレオニンとは、トレオニンとも呼ばれるアミノ酸の一種。体内ではまったく合成されないため、必須アミノ酸に該当する。必須アミノ酸の中ではリジンに次いで不足しやすいアミノ酸。現在発見されているアミノ酸の中では最後に発見された。

スレオニンは主に動物性タンパク質に豊富に含まれており、穀物にはほとんど含まれていない。スレオニンの性質としては成長促進作用の他、アルコールや脂肪の摂取による肝臓への脂肪蓄積を予防する作用がある。

ゼアキサンチン

ゼアキサンチンとは、植物に含まれる色素成分であるカロチノイド色素の一種。ほうれん草・ケールなどに報復含まれる。脂溶性物質んであり、ルテインと共に、網膜内に存在している。目の老化に伴う病気を予防する作用がある。

ルテインはゼアキサンチンを日常的に摂取することで加齢に伴う黄斑変性症などの発生リスクが減ることが報告されている。サプリメントなどでは、ルテインとゼアキサンチンの両方を配合したものが販売されることが多い

ネトル

ネトルとは、セイヨウイラクサとも呼ばれるハーブの一種。ヨーロッパやアジアを原産とするイラクサ科の植物。アレルギー反応の原因でもあるIgEの過剰生成を抑える働きがあり、花粉症対策のサプリメントとして広く販売されている。

このほか、ネトルには多くの鉄分や葉緑素(クロロフィル)も含有しており、花粉が飛散する2週間くらい前からネトルを摂取することにより花粉症の発症を抑える働きや、強いアレルギー症状の緩和といった作用があるとされている。

セントジョーンズワート

セントジョーンズワートとは、セイヨウオトギリソウとも呼ばれるオトギリ草科の植物。セントジョーンズワートには、ヒペルフォリンと呼ばれる有効成分が含まれており、これが脳内のセロトニン濃度を高めてうつなどに対して効果があるとされる。

ストレスに対して耐性を持つためのハーブとして利用されており、ドイツでは医薬品扱いとされている。セントジョーンズワートのそのほかの作用としては生理痛の軽減、解毒、リウマチ改善、食欲抑制などの作用があるとされている。
ただし、セントジョーンズワートは特定の薬と併用すると薬の作用を抑えてしまう危険性があるとされている。具体的には経口避妊薬、強心剤、気管支拡張剤、抗うつ剤、ワルファリン(血液凝固防止剤)、抗不整脈剤、抗HIV薬などが挙げられる。

現在なんらかの薬を服用している場合は、セントジョーンズワートのサプリメントなどを摂取する際、医師・薬剤師に相談するべきである。

2008年08月05日

バレリアン

バレリアンとは、セイヨウカノコソウと呼ばれるヨーロッパを原産とするオミナエシ科の植物。主に根や茎の部分を用いる。ギリシア時代より安眠効果のあるハーブとして珍重されてきた。

バレリアンには、脳内の神経伝達物質ギャバの分泌を促進させる作用があるとされており、バレリアン摂取により睡眠障害の緩和やストレス解消効果、神経過敏改称作用があるとされている。バレリアンをエキスとして摂取する場合は400mg、乾燥物であるなら3g程度を目安に摂取すると良いとされる。独自の香りが強くサプリメントとして利用する場合は表面にコーティングを施すものが多い。

セイヨウサンザシ

セイヨウサンザシとは、ヨーロッパやインド、北アフリカを原産とするバラ科の植物。主にセイヨウサンザシの実部分から抽出されるエキスがサプリメントなどとして利用される。ヨーロッパでは、心臓血管系の疾患に対する治療薬とされてきた。

心臓の筋肉を上部にする作用や血流を良くする作用があるとされる。作用は比較的おだやかで持続性もある。冠状動脈を拡張して血流を増大させることにより心臓における酸欠(酸素欠乏)を予防する。

セイヨウタンポポ

セイヨウタンポポとは、ダンデライオンとも呼ばれるキク科の多年草。元々はヨーロッパを原産とする植物であるが、現在は日本に自生しており帰化植物の一つである。含まれている成分に肝臓や胆のうの機能改善効果や利尿作用、便秘解消効果がある。
お茶やコーヒー、サプリメントなどとして販売される。

エルダーフラワー

エルダーフラワーとは、セイヨウニワトコとも呼ばれるヨーロッパを原産とする植物。エルダーフラワーの花部分をハーブティーとして用いたり、料理に用いたり、サプリメントなどに加工されたりする。

エルダーフラワーの主な作用としては風邪をはじめとした感冒の予防効果や花粉症をはじめとしたアレルギー症状の緩和作用があるとされる。ヨーロッパでは民間万能薬として広く用いられてきた経緯がある。

ペパーミント

ペパーミントとは、セイヨウハッカとも呼ばれるシソ科の植物。ヨーロッパ大陸を原産とする。ハーブの一種で独自の香りがする。通常はペパーミントの葉を摘み取ったものを乾燥させて利用する。清涼感のある香りがお菓子の香料や精油としてアロマテラピーに用いられたりする。

また、ペパーミントには独自のポリフェノール成分(ミントポリフェノール)が含まれており、この成分は花粉症をはじめとしたアレルギー症状の緩和作用がある。

セイヨウフキ

セイヨウフキとはキク科の多年草。含まれているペタシンという有効成分がアレルギー物質であるロイコトリエンの働きを抑制する作用がある。バターバーとも呼ばれておりギリシア時代から民間薬として利用されてきた経緯がある。

主な作用としては片頭痛の解消、花粉症の軽減、尿管炎症の改善などが科学的に検証されておりいる。有効成分はペタシンという物質。

セサミン

セサミンとはゴマい含まれる脂溶性の抗酸化物質のひとつ。ゴマリグナンの一種。肝臓内で脂肪を利用しやすい形に買える酵素を活性化させる作用がある。コレステロール値の減少や肝臓ガンや乳癌の予防作用がある。

セサミンはビタミンEと一緒に摂取することでより高い効果が期待できる。食品から摂取する場合は、ゴマを食べることで摂取できるが、そのままでは吸収率が悪いためすりつぶすなど加工することで吸収率が高まる。

2008年08月06日

ゼラニウム

ゼラニウムとは、南アフリカを原産とする植物。フウロソウ科。花や葉から抽出される精油部分がアロマテラピーなどに活用されある。バラに良く似た香りがあり、不安解消作用や精神高揚といった作用があるとされる。

セラミド

セラミドとは、細胞と細胞をつなぐ役割を持つ細胞間脂質のこと。また、肌のキメや髪の毛のうるおいなどにも関与する成分。通常、体内で合成される物質ではあるが、加齢と共に合成量が減少する。サプリメントの他、化粧品などにも配合されている。

セラミドを皮膚に直接塗布しても美容効果があることがわかっており、経口摂取することでも美肌効果や乾燥肌の改善作用などがあるとされる。食品では特にコンニャクに多く含まれている。

セリン

セリンとは、アミノ酸の一種で体内で合成が可能な非必須アミノ酸に分類される。細胞膜を構成するリン脂質の一つであるホスファチジルセリンの構成要素。天然の保湿成分として化粧水などにも配合されている。

食品から特に意識的に摂取する必要は無いとされている。

セレン

セレンとは、グルタチオンペルオキシターゼという酵素の構成要素。ミネラルの一種でありガンや廊下の原因となる活性酸素の生成を予防する作用があるとされ、高い抗酸化作用を持つ。魚介類に多く含まれており、特にカツオやカレイ、ホタテなどに多く含まれている。

セレンが体内で欠乏すると対兄に過酸化脂質が増加すること伴い老化の促進や筋力低下といった症状を引き起こす。この他、抜け毛、シミなどの原因にもなる。セレンの効果をアップさせるにはビタミンEと一緒にセレンを摂取することで吸収率が高まる。
ただし、日本人は比較的多く魚介類を摂取することから体内で欠乏するおそれはあまりない。逆にセレンを過剰に摂取すると過剰症を引き起こすこともある。セレンは一日に250μg以上を摂取すると、吐き気、脱毛、爪の変形といった中毒症状を引き起こすおそれがある。通常の食品からではこれだけの量を摂取することは考えにくいが、サプリメントなどを通じてセレンを摂取する場合は用法容量を正しく守ることが重要である。

セロトニン

セロトニンとは、必須アミノ酸の一つであるトリプトファンゆおり合成される物質で血小板や消化管に存在し血管の収縮運動を助ける働きがある。また、脳内にも存在し脳内のセロトニンは神経伝達物質として脳の鎮静作用がある。

セロトニンはうつをはじめとした神経症状にも深く関係していると近年の研究で解明されてきており、抗うつ剤にはこのセロトニンの再吸収を阻害する薬としてもちいられている。また、片頭痛の原因もセロトニンが深く関与していると言われている。

ゴツコーラ

ゴツコーラとは、センテラ、センテラアジアチカなどとも呼ばれるセリ科の多年草で、インドを中心に古来より用いられてきたハーブの一種。抗酸化作用が高く、美肌効果・皮膚の炎症の予防などの作用がある。ツボクサとも呼ばれる。

ジンセン(高麗人参)にも似た作用があり、滋養強壮効果もある。ゴツコーラには脳細胞と神経の活性化作用もあることから脳の働きを活発にする作用もある。一般的にはサプリメントとして販売されている。

センナ

センナとは、インドやアフリカで広く栽培されているマメ科の植物。葉や実には日本では医薬品とされている薬用成分センノシドが多く含まれている為、サプリメントや健康食品などへの配合は禁止されている。センナ茶として販売されているが、これは葉や実ではなく、茎部分をお茶にしたものである。

なお、センナの葉は漢方薬の分野では、番瀉葉(ばんしゃよう)と呼ばれる生薬として扱われる。便秘改善作用は、下剤として非常に強力とされている。

2008年08月07日

霊芝

霊芝(れいし)とは、サルノコシカケ科のキノコで、中国においては仙人草などと呼ばれ珍重されるキノコ。多糖類であるβグルカンを豊富に含有しており、滋養強壮効果や免疫力を高める作用などがあるとされる。

霊芝には幅広い効能があるとされており、古来より様々な目的で活用されてきた。現在ではその効果や効能を裏づけするために様々な研究が行われており、抗がん作用や血小板抗凝固作用などが確認されている。これまでの研究においても長期的服用における副作用も軽微であり、適切量を食べるのであれば安全性が高いとされている。

BMI

BMIとは、体格指数とも呼ばれる肥満度を示す標準指標。体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)により計算される。日本においてはBMI18.5未満を痩せ型、18.5~24.9を標準体重、25.0以上を肥満としている。

最も理想的なBMI(各種疾病にかかりにくい体格指数)は22とされている。そのため、身長から計算される適切な体重は身長(m)×身長(m)×22であるとされる。例えば身長1メートル70センチの人の理想的な体重は63.58Kgであると計算される。

大豆イソフラボン

大豆イソフラボンとは、大豆に含まれているえぐみ成分であり、フラボノイド(抗酸化物質)の一種。大豆イソフラボンは大腸により大豆イソフラボンアグリコンとなる。この物質には女性ホルモン(エストロゲン)と似た作用を引き起こすことから、女性ホルモン不足に起因する様々な病気の対策となるとされる。

一日あたり40mgの大豆イソフラボンを摂取することにより骨を強化する働きも確認されており、特定保健用食品(トクホ)にも用いられている。このことにより一時期大豆イソフラボンをサプリメントなどにより過剰に摂取する傾向が見られた。しかし、厚生労働省によると過度な大豆イソフラボンの摂取はホルモンバランスなどに悪影響を与えるリスクもあるとして、食事以外にサプリメントとして大豆イソフラボンを摂取する場合は、大豆イソフラボンアグリコンとして30mgを上限としている。
なお、通常の大豆食品等から摂取する分量の大豆イソフラボンでは健康被害は無いとされる。

大豆オリゴ糖

大豆オリゴ糖とは、オリゴ糖の一種で大豆から分離される。主に腸内の善玉菌を増やしお腹の調子を整える作用があるとされており、特定保健用食品(トクホ)として大豆オリゴ糖を配合した糖商品や飲料などが販売されている。

大豆オリゴ糖にはさわやかな甘味があり、甘さ自体はショ糖(砂糖)の半分程度となっている。

大棗(タイソウ)

大棗(タイソウ)とは、ナツメのこと。中国では生薬として用いられ、主に女性の美容や健康に役立つ生薬とされる。月経中、妊娠、産後などに広く食される。漢方薬としても配合されることがあるが、通常は小豆と混ぜて餡子にしたり、そのまま食したりされる。

生薬としての効能は消化器系の気候向上と情緒安定作用などもある。六君子湯、麦門冬場などの漢方薬にも配合されている。

タウリン

タウリンとは、アミノ酸の一種で魚介類、特に牡蠣に豊富に含有されている成分。人体内においては筋肉や脳、骨髄などに多く存在している。タウリンの作用としては、心筋の代謝改善作用や、肝細胞・肝機能の活性化といった作用を持つ。

タウリンには体内の様々な臓器や器官の働きを高めるということが確認されており、血圧低下、コレステロール値の降下、動脈硬化や糖尿病・心筋梗塞・高血圧の予防といった作用もあるとされる。過剰症については現在報告されていないが、タウリンを多く含む食品は総じてコレステロールも高い傾向があるので、魚介類から過剰にタウリンを摂取しようとすると同時にコレステロールも多く摂取することになる恐れがある。

多糖類

多糖類(たとうるい)とは、グルコース(ブドウ糖)などの単糖類が多数結合しつながったもの。多糖類は大きく、食品摂取した場合体内で分解される多糖類と、ほとんど消化分解されない多糖類がある。前者は糖質に分類されるが、後者の場合は食物繊維に分類される。

タヒボ

タヒボとはイペとも呼ばれる南米を原産とする植物で、樹皮部分や幹部分に健康成分があるとしてサプリメントに加工されるほか、乾燥させてお茶(タヒボ茶)として健康食品として販売されている。

タヒボには免疫力を高める作用や抗菌作用、抗ウイルス作用があるとされており、特にカンジダ菌に対しては強い殺菌作用がある。タヒボの有効成分はラパコールという成分で、現地では民間療法として胃腸不調や糖尿病、便秘、アレルギーなどの治療に用いられてきた。

タンニン

タンニンとは、広く多くの植物に含まれている苦味をもたらす成分のことで構造が異なる「加水分解性タンニン」と「縮合型タンニン」の二種類がある。特にお茶やワイン、渋柿などに多く含有されている。タンニンには抗酸化作用ならびにタンパク質を凝固させる作用がある。

チェストツリー

チェストツリーとは、南ヨーロッパから中央アジアを原産とするクマツヅラ科の植物。主に果実部分を利用し、チェストベリーとも呼ばれる果実のエキスには女性ホルモンの一種である黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌を促進し、月経不順をはじめとした女性特有の病気の改善作用を持つとされる。
イソフラボンなどでも緩和されないホルモンバランスの乱れなどにチェストツリーが使われることが多い。

イタリアニンジンボク、セイヨウニンジンボクとも呼ばれる南ヨーロッパを原産とするハーブ。
ドイツでは医薬品としてもチェストツリーは利用されている。主に国内ではサプリメントに加工され販売されている。

ただし、経口避妊薬を服用している場合にはその効果が薄まる場合がある。また、女性特有の病気やホルモン治療中、授乳中の人は控えるか、使用に際して医師の相談を受けるようにすると良い。

丁子(チョウジ)

丁子(チョウジ)とは、クローブのこと。フトモモ科の常緑樹。香辛料として用いることが多いが、精油成分にはポリフェノールやオイゲノールなどが含まれている。甘い香りと刺激感が特徴的。カレーなどに使うガラムマサラに含まれることが多い。

中国では、丁香(ちょうこう)と呼ばれ、胃や全身を暖める作用があるとされ、胃腸の冷えが原因となる食欲不振などに処方される。ただし、ウコンとの相性が悪いとされており、一緒に服用してはならないとされている。

チロシン

チロシンとは、アミノ酸の一種で体内で合成が可能な非必須アミノ酸に分類される。甲状腺ホルモン、神経伝達物質(ドーパミン・ノルアドレナリン)などの原料となる。主に感情や精神機能に対して関与するアミノ酸。

チロシンはうつ病や認知症などの予防回復に効果があるとされ、細胞の老化を抑える働きもある。ただし、原則として体内で必要量は合成されるが、食品として摂取することにより老化防止作用やうつ病や認知症などの予防・改善効果が期待できるとされている。

陳皮(チンピ)

陳皮(チンピ)とは、ミカンの皮を乾燥させたもの。漢方薬の分野では生薬として活用され、主に胃をはじめとした消化器の機能を調整する作用があるとされている。日本においても七味唐辛子の七味の一つとして陳皮が利用されている。

漢方薬としては六君子湯や平胃散など消化器系の漢方薬によく処方される。

2008年08月08日

ツイントース

ツイントースとはチコリという植物の根を原料としたオリゴ糖の一種。正式名称はDFAⅢ。甘みは砂糖の半分程度であるが、大腸内を酸性に傾けることによりカルシウムなどのミネラル成分を体に取り入れやすくする作用が確認されている。

月見草

月見草(つきみそう)とは、夜に白い花が付くことからこう呼ばれる植物でアカバナ科に属する。月見草の種子にはγリノレン酸という成分が含まれており、ホルモンバランスの調整作用やアトピーなどのアレルギー疾患、PMS(月経前症候群)に対しても効果があるとされる。

ただし、通常は月見草油としてサプリメントなどととして販売されることが多い。ただし、過剰摂取は副作用を引き起こす可能性があるため、用法容量を守って利用するべきである。なお、ビタミンEやEPAと月見草油を一緒に摂取することで、副作用を抑えることができる上、効果もアップするという報告がある。

また、月見草はEPAやビタミンEと一緒に摂取するようにすると副作用が抑えられるばかりか、月見草の効果もアップするという報告がある。

テアニン

テアニンとは、アミノ酸の一種で主に緑茶に含まれているうまみ成分。特に上級なお茶にほど多く含まれているとされている自律神経系をリラックスさせる作用があるとされている。また、抗ストレス作用や睡眠の質がアップするといった作用がある。

200mgのテアニンを摂取するとりラックするの指標とされるα波の発生が約30分後に確認されている。この作用から就寝前にテアニンを摂取することで眠りの質が高まり、また寝起きの疲労感もなくなるとされる。このほかにも集中力の向上や月経周期の乱れ改善、更年期障害の改善効果もあるとされる。
なお、テアニン200mgを摂取するには煎茶で約20杯分程度とされる。
近年では、こうしたテアニンの有効作用から、サプリメントや健康食品としてもテアニン配合食品が販売されている。

テアフラビン

テアフラビンとは、紅茶を淹れたときにでる色素成分でポリフェノールの一種。緑茶に含まれているポリフェノール成分であるカテキンが2個結合したもの。カテキンと同様にテアフラビンは高い抗酸化作用をもっており、動脈硬化や生活習慣病の予防やシミといった老化抑制作用があるとされる。紅茶フラボノイドとも呼ばれる。

ティーツリー

ティーツリーとは、オールストラリアを原産とするフトモモ科の植物。ティーツリーの葉から抽出できる精油成分が主にアロマテラピーなどに用いられる。また、殺菌作用が強く、ティーツリーのオイルを水に加えたものでうがいをすると痛みが軽減するとされる。

この他、水虫の治療や抗炎症作用や、免疫機能の強化、花粉症などのアレルギー症状の緩和といった作用もあるとされる。ティーツリーの有効成分としては「テルピネン-4-オール」が代表的。

テオブロミン

テオブロミンとは、カカオ豆を使ったチョコレートやココアなどに含まれる成分。血管の拡張作用があり、体温を上げる働きがある。また、脳内物質であるセロトニンに対して作用しリラックス効果と食欲の減退作用もある。

鉄分

鉄分とは、主要ミネラルの一種。体内においては鉄分の7割が血液の赤血球に存在している。鉄分が不足することで赤血球が小さくなり、鉄欠乏性貧血といった症状を引き起こす。月経により血液が失われる女性ほど不足しやすいミネラル分である。

鉄分は多くの動植物に含まれているが、肉や魚、レバーなどに含まれる動物性の鉄分であるヘム鉄の方が吸収率が高い。なお、女性の1/3は潜在的な鉄分欠乏があるとされているので、月経のある女性は積極的に鉄分を摂取するようにしたい。
ただし、鉄分は過剰摂取すると心筋負う即のリスクを引き上げるといったか上昇もあるので、サプリメントなどで摂取する場合は必要量を取ることが重要である。
特に、男性や閉経後の女性では鉄分の不足はあまり起こらないので、過剰摂取に注意したい。

テストステロン

テストステロンとは、骨や筋肉を発達させるホルモンの一種で、男性ホルモンとも呼ばれる。精巣での産生量が多いが、副腎・卵巣でも生成されるため、女性にも存在する。加齢により産生量は減少するが、女性のエストロゲンほど急激に減少することはない。

デビルズクロー

デビルズクローとはアフリカを原産とするゴマ科の植物。実に固い爪状のトゲがある。実部分をリウマチの治療や関節炎の軽減薬として民間療法で用いられてきた。その効果は確認されており、現在でも関節炎を対象としたサプリメントなどにデビルズクローが含まれている。

デビルズクローと一緒にグルコサミンやコンドロイチンなどを摂取すると関節炎の痛みを和らげながら、関節強化を促すとされている。デビルズクロー服用による副作用は無いとされる。

2008年08月11日

甜茶

甜茶(てんちゃ)とは、中国の南部を原産とするバラ科の植物から作る茶葉。ほんのりとした甘みがあるのが特徴。有効成分としては、甜茶にふくまれているポリフェノール成分にアレルギーの原因物質であるヒスタミンの生成を抑える働きがある。

ミネラル成分も豊富に含まれ、お茶として甜茶を飲む以外にも、甜茶のエキスを利用したサプリメントなどが花粉症対策のサプリメントなどとして販売されている。

銅(どう)とは、人体に必要となるミネラルの一種で鉄分を赤血球の構成要素であるヘモグロビンに変性させる上で利用される。血液以外にも骨・皮膚・毛髪などの原料ともなり、重要な要素とされる。また、免疫作用や抗酸化作用も持つ。

銅が体内で不足すると骨や血管が細くなる症状が現れる他、頭髪が白髪となる、皮膚の色が落ちるといった症状を引き起こす。主にレバーやナッツ類などに多く含まれている。銅を過剰摂取した際の過剰症の報告はない。

唐辛子

唐辛子(とうがらし)とは、鷹の爪とも呼ばれる南アフリカを原産とするナス科植物で様々な亜種が存在する。辛み種と呼ばれる唐辛子の中でも辛味を持つものには辛味成分であるカプサイシン(ポリフェノールの一種)が含まれており、殺菌・体温上昇・健胃・ダイエット効果などがあるとされる。

適度なカプサイシンの摂取は交感神経を刺激することによりアドレナリンの分泌量を増大させ、体脂肪の分解や燃焼を促進するとされる。一度に多量に摂取するのは難しいので、毎日少量ずつでも摂取するように心がけると良い。

当帰(トウキ)

当帰(トウキ)とは、セリ科の植物のことで漢方薬の生薬として広く用いられる植物。血液の不足がある場合に用いられる生薬の代表的な存在で、主に婦人病や女性特有の症状に対して処方される漢方薬に対しては広く用いられる生薬。

当帰のみを用いた当帰湯や当帰芍薬散、当帰芍薬散加附子、当帰建中湯、当帰飲子などに用いられる。前述の通り婦人科で多く処方される。

冬虫夏草

冬虫夏草(とうちゅうかそう)とは、中国で珍重されてきた経緯があるキノコの一種。蛾などの昆虫と一体化したキノコ。冬虫夏草は幼虫に寄生し、幼虫の養分を利用して成長し、夏になると地面から生える性質がある。

中国では、この冬虫夏草を乾燥させて、漢方薬の生薬として利用したり中華料理の食材などとして利用する。免疫力を高める作用があるとされ、抗がん作用もあるとされる。

2008年08月13日

豆乳

豆乳(とうにゅう)とは、大豆をすりつぶした物を加熱・ろ過した汁のこと。大豆に含まれている健康成分である大豆イソフラボンや大豆タンパク質などを豊富に含む。近年では、この豆乳を用いたさまざまな健康飲料が多くのメーカー等より販売されている。

ドーパミン

ドーパミンとはチロンシンというアミノ酸から生成される物質であり、中枢神経にあり神経伝達物質として喜びといった感情に関与しているとされる。

なお、ドーパミンは脳内あるレセプターと呼ばれる受容体により受け付けられる。このドーパミンレセプターにはいくつかのタイプがあり、人それぞれで異なるとされている。このタイプの違いにおり好奇心といった性格に対して大きな影響を与えることがあるとされる。
さらに、ドーパミンの分泌量が欠乏した場合パーキンソン病の危険因子になるとされ、逆に過剰にある場合は統合失調症の危険因子になるとされている。

ドクダミ

ドクダミとは、ドクダミ科の植物で独特の香りがあるのが特徴。ドクダミ茶としてお茶として利用するほか、漢方薬の分野においては魚醒草とも呼ばれ、内服薬や外用薬としても用いられる。また、青汁などとしても用いられる。

パッションフラワー

パッションフラワーとは、南米を原産とする植物。トケイソウとも呼ばれる。パッションフラワーの花や蔓部分に興奮を抑える作用があり、ハーブティーとして利用される。また、パッションフラワーから抽出されたエキスを健康食品やサプリメントとしても販売されている。

DHA

DHAとは、ドコサヘキサエン酸という魚油に豊富に含まれている必須脂肪酸の一種。脂肪や悪玉コレステロールとして知られるLDLコレステロールを減らす作用やアレルギー症状の緩和や視力向上、痴呆改善といったさまざまな効能があるとされる。

一日の摂取量の目安としては毎日魚を100g程度食べることで摂取できるとされる。サプリメントとしてDHAを接すする場合は一日あたり500mgを目安とするとよい。特に、DHAは脳の発達において大きな影響があるとされており、魚を多く食べる民族は知能指数が高いという研究結果もある。魚からDHAを摂取する場合は、なるべく油を落とさないようにして食べるとより効果的である。特にマグロの目に多く含有されている。

トコトリエノール

トコトリエノールとは、ビタミンEの成分のひとつで高い抗酸化作用を持ち、体内の細胞膜などに溶け込み体内の酸化を予防する働きがある。心臓病や脳卒中、動脈硬化などに対して予防効果があるb多民Eの健康成分であるとされる。

トコトリエノールはアーモンド、クルミ、卵黄、レタスなどに含まれる天然のビタミンEにはトコトリエノールとトコフェノールの二種類があり、それぞれで作用が異なる。なお、ビタミンCにはビタミンEの再生作用があり(ビタミンEが抗酸化作用により効果を失ったものを再活性化する)、ビタミンはビタミンEとビタミンCを一緒に摂取することでより効果が高まるとされる。

トコフェロール

トコフェロールとは、ビタミンEを構成する成分のひとつ。高い抗酸化作用を持ち、油に溶けやすい。体内の細胞膜などで酸化を予防し、動脈硬化や心臓病、脳卒中などのリスクを減らす作用があるとされる。

天然ビタミンEには、トコフェロールとトコトリエノールの二種類がある。ナッツ類やレタス、卵黄などに豊富に含まれており、ビタミンCとトコフェロールを一緒に摂取することでより効果が高まるとされている。

杜仲茶

杜仲茶(とちゅうちゃ)とは、杜仲の葉を原料としたお茶のこと。杜仲には樹皮および葉に健康作用があるとされているが、日本においては杜仲の樹皮は作用が強いことから医薬品として取り扱われている。杜仲に含まれる杜仲配糖体は、副交感神経を刺激して血圧を下げる作用などがある。

杜仲配糖体の代表的な成分である「ゲニポシド酸」をふくむ杜仲茶(杜仲飲料)については厚生労働省が定める「特定保健用食品(トクホ)」としての表示が認められている。また、杜仲茶にはコレステロールを下げる作用もあり、杜仲茶を用いたダイエットなどにも活用されている。

トリプトファン

トリプトファンとは、アミノ酸の一種で体内で合成ができない「必須アミノ酸」に上げられる。脳において鎮静作用を持つ神経伝達物質であるセロトニンに変化する。また、睡眠誘導体であるメアトニンというホルモンの原料にもなる。

そのため、トリプトファンを摂取することで快適な睡眠を誘導すると呼ばれており、眠る前にホットミルクを飲むとよいとされるのは、牛乳に含まれているトリプトファンによるものである。なお、ビタミンB群と一緒にトリプトファンを摂取するとより効果的であるとされる。

ドロマイト

ドロマイトとは、サンゴなどが海底につもり石灰岩となった後、カルシウムの一部が海中のマグネシウムと入れ替わった石のこと。鉱石の一種に挙げられるが、カルシウムとマグネシウムの比率が2:1と人が摂取すべきカルシウム・マグネシウムバランスがとれている。

サプリメントなどの原料とされる。日本では栃木・岐阜・三重・大分などで採掘されている。

ナスニン

ナスニンとは、茄子の皮に含まれている色素成分。アントシアニンの一種で高い抗酸化作用がある。悪玉コレステロールであるLDLコレステロールを減少させ、善玉コレステロールとして知られるHDLコレステロールを増加させる作用がある。

納豆

納豆(なっとう)とは日本の伝統食のひとつで、煮た大豆を納豆菌という細菌により発酵させた食品のこと。大豆本来の大豆イソフラボンや食物繊維、各種アミノ酸といった有効成分だけでなく、納豆菌が発酵して作り上げるビタミン類やナットウキナーゼと呼ばれる分解酵素などが高い栄養的価値を持つ。

近年では、諸外国においてもその栄養評価の高さから人気を博している。納豆の持つ健康的な価値としては、月経困難症や生理不順、骨粗しょう症の改善、骨の強化、血栓の除去、動脈硬化の予防などが挙げられる。納豆の健康効果を発揮するには一日あたり1パック程度を目安に摂取するとよいとされる。

ナットウキナーゼ

ナットウキナーゼとは、納豆菌が作り出す有効成分のひとつで分解酵素。血栓を溶かす作用があり血液をサラサラにする作用があるとされている。このため、心筋梗塞、脳梗塞、動脈硬化などに対して効果を持つとされる。

ナットウキナーゼはその名前のとおり、納豆菌による分解酵素であるため、食品の納豆に豊富に含有されている。近年では、その健康効果から納豆からナットウキナーゼを抽出した健康食品なども販売されているが、ナットウキナーゼの健康効果を発揮するには、1日1パック程度の納豆を食べれば必要量が摂取できるとされている。

2008年08月14日

ナトリウム

ナトリウムとは、人体に必要なミネラルの一種で体液のバランスをとるのに必要なミネラル。ソディウムとも呼ばれる。ただし、現代人は塩より多量のナトリウムを摂取しており、むしろ過剰摂取の傾向がある。ナトリウムの過剰摂取は高血圧や腎臓の病気を引き起こすとされる。

成人の推奨摂取量は食塩換算で一日男性10g、女性8gとされている。カリウムを摂取することで過剰に摂取したナトリウムを排出することができる。

ナリンギン

ナリンギンとはグレープフルーツをはじめとした柑橘系植物の果実部分に含有されているポリフェノール成分の一種。食欲の抑制作用や抗酸化作用などが確認されている。ただし、カルシウム拮抗剤などの薬の作用を強化してしまうこともあり、こうした薬を服用している方はグレープフルーツを食べるのを控えるべきとされている。

ナリンゲニンカルコン

ナリンゲニンカルコンとはトマトに含まれるポリフェノール成分のひとつで、トマトの皮部分に多く含まれている。ナリンゲニンカルコンにはアレルギーの原因となるヒスタミンの生成を抑制する働きがあり、ナリンゲニンカルコンは花粉症対策サプリメントなどに活用されている。

にがり

にがりとは、海水から塩化ナトリウムを抽出した後にできる液体のことで、豆腐を作るために用いられる凝固剤として使用される。近年では、にがりにはマグネシウムをはじめとした豊富なミネラルが含まれることから、薄めて飲用したり、料理に用いられたりするようになった。
食用以外にも、化粧品などにも近年では配合されている場合もある。

肉桂(ニッキ)

肉桂(ニッキ)とは、シナモンのこと。樹皮がハーブティーなどに配合されるほか、生薬として漢方薬に用いられる。なお、肉桂は、官報に用いる場合、シナモンの幹皮部分のことを指し、枝は桂枝(ケイシ)と呼ばれる。また、肉桂は桂皮(ケイヒ)と呼ばれることもある。

乳糖オリゴ糖

乳糖オリゴ糖(にゅとうおりごとう)とは、腸内の善玉菌を増やす作用があるとされるオリゴ糖の一種。牛乳に含まれている乳糖とショ糖が原料となる。ラクトロースとも呼ばれることがあり、厚生労働省より特定保健用食品(トクホ)として認定を受けている。

乳酸菌

乳酸菌(にゅうさんきん)とは、発酵により乳酸を作る細菌のこと。ヨーグルトをはじめとした発酵食品に多く含まれている。乳酸菌には腸の中で働くものもあり、人体にとって有意義な働きを行うことから善玉菌に分類される。

乳酸菌の働きとしては、免疫力の向上やアレルギー抑制、便秘改善などの作用があるとされる。なお、ここでは、乳酸菌と一くくりにしているが、実際上は乳酸菌には様々な種類があり、それぞれの種類ごとに働きが異なる。代表的な乳酸菌としては、ビフィズス菌、ヤクルト菌、LG21などが挙げられる。

乳糖

乳糖(にゅうとう)とはラクトースのこと。ガラクトースとグルコースからなる二糖類で哺乳類の乳に含まれており、母乳や牛乳などに含まれる。日本人は民族的にラクトースを分解する働きが弱いことから大量に乳糖を摂取すると下痢などの症状を引き起こすことがある。

ノコギリヤシ

ノコギリヤシとは北米大陸に自生する低木なヤシの一種。ノコギリヤシは果実に薬効があるとされており、紫色の果実に含まれている脂肪酸の逸すが前立腺肥大症の初期症状を抑える働きがあるとされている。また抗炎症作用もあることがわかっている。

ネロリ

ネロリとはビターオレンジの花のこと。主にアロマテラピーに用いられる。名前はイタリアのネロラ公妃がこの香りを愛用したことに由来する。緊張感や不安感を取り除く作用を持つとされている。

2008年08月18日

ノニ

ノニとは、ヤエヤマアオキと呼ばれるアカネ科の植物で、ポリネシア諸島、東南アジアなどに自生する熱帯の植物。ノニからとられる果実は古来より民間療法で万能薬として用いられてきた経緯がある。免疫力の向上や生活習慣病予防、抗がん作用などが期待できるとされる。

ノニの果実を絞ったノニジュースとして販売されていることが多いが、味にクセが強いことから他のジュースなどとブレンドしたり、抽出したエキスをサプリメントにしたものまで多数販売されている。

ノビレチン

ノビレチンとは柑橘系の果実に含まれるポリフェノール成分の一種。沖縄を原産とするシークヮーサーに豊富に含まれる。血糖値や血圧の上昇を抑制する作用や抗がん作用があるとされている。また、老化を促進するとして知られるマトリックスメタロプロテアーゼの産生を抑制する作用もある。

一日にシークヮーサージュースを100ml程度飲むことでひつようとされるノビレチンを摂取することができるとされている。

2008年08月19日

ヴァーム

ヴァームとは、スズメバチアミノ酸混合液のことを指し、VAAMとも放棄される。スズメバチの研究の過程で開発されたアミノ酸の皇后液で、17種類のアミノ酸を含んでいる。運動前にヴァームを補給することにより脂肪の燃焼が活発になることがわかっている。

バイオペリン

バイオペリンとは黒コショウに含まれている辛味成分のこと。コショウ科の植物全般に含まれており、ピリペンが主成分となっている。バイオペリンには一緒に摂取するサプリメントの吸収率を促進させるという作用があり、特にビタミンの吸収率を高める作用があるとされる。

胚芽

胚芽(はいが)とは、植物の種子のうち、成長することにより芽となる部分のことを指す。胚芽にはその後の発芽に必要となるビタミンやカルシウムなどの栄養素が豊富に詰まっており、胚芽が含まれる種子(玄米など)は精白された米(精白米)よりも栄養価が高い。

近年では、胚芽を含む米を雑穀米などとして販売したり胚芽エキスを抽出したサプリメントなども多数販売されている。

バターバー

バターバーとは、セイヨウフキのこと。キク科の多年草で、茎に含まれるペタシンと呼ばれる成分がアレルギー物質であるロイコトリエンの働きを抑える作用がある。ギリシア時代より民間療法で用いられてきたハーブであり、ドイツでは医薬品として扱われている。

ビーポーレン

ビーポーレンとは、蜂がハチミツと一緒に集める花粉のこと。ビーポーレンにはタンパク質や糖分、ビタミン、ミネラルなどを豊富に含んでおり栄養価が高い。滋養強壮効果があるとされる。特に体力増強のサプリメントとして活用されることが多い。

発芽玄米

発芽玄米(はつがげんまい)とは、玄米を水につけてわずかに発芽させた米のこと。胚芽がついた状態なので、ビタミンやミネラルが豊富なことに加え、わずかに発芽させることによりギャバというイライラなどを緩和する成分が増加することでより健康効果が高まるとされる。

また、食後の血糖値上昇も精白米と比べて低いため(GI値が低い)、ダイエットや高血圧などに対しても効果を示すとされる。近年では、ドライタイプの発芽玄米も販売されているが、玄米を買ってきて自宅で発芽玄米を作ることもできる。

白金ナノコロイド

白金ナノコロイドとは、プラチナのナノ(10億分の1m)サイズの微粒子に表面コートを行いコロイド状にして液体に溶け込ませたもの。体の老化などに影響を与える活性酸素を除去する働きが強いとされ、健康素材として化粧品やサプリメント、飲料などに配合されるようになった。

2008年08月20日

パッションフラワー

パッションフラワーとは、南米を原産とする蔓植物。見た目がイエスキリストの磔の姿を連想させることからパッション(受難)という名前がついている。日本ではトケイソウとも呼ばれる。

パッションフラワーはその花や蔓部分に有効成分が含有されており、沈静作用や筋肉の痙攣を止める作用があるとされる。通常はハーブティーとして活用されることが多いが、近年では抽出エキスを利用したサプリメントなども販売されている。不眠症を改善する作用もある。用法用量を守った上で過剰症などの報告はされていないが、妊婦や幼児の利用は控えたほうがよいとされる。

バッファードC

バッファードCとは、酸性度を通常よりも弱める加工を行ったビタミンCのこと。通常のビタミンCは酸性度が高いことから、サプリメントなどとして摂取すると胃が弱い人には負担となることがあったが、バッファードCの場合酸性度が弱められているので、胃への刺激が少ないとされる。

ハトムギ

ハトムギとはアジアを原産とするイネ科ジュズダマ属の植物。植物の分類としてはイネというよりもトウモロコシに近いとされる。日本国内でも栽培されており、実部分をお茶や粥などとして食用および薬用に用いる。タンパク質やビタミンB1、カルシウム、鉄分を豊富に含む。

また、肌にハトムギのエキスを塗ることで保湿効果および美白効果があることがわかっており、化粧品などにも配合されている。
漢方薬の分野では、ハトムギの殻をはいだ種子を薏苡仁(よくいにん)として生薬として用いられる。むくみの改善効果などがあるとされ、消化機能を助ける働きがあるとされる。
ただし、妊婦いついてはハトムギの摂取は控えるべきとされている。

バナジウム

バナジウムとは、ミネラルの一種で酵素の一種であるインスリンの働きを活性化させ糖尿病の予防作用があるとされている。ごく微量の摂取でその効果を発揮するとされている。このほか、バナジウムにはコレステロールの合成を抑制する作用があるとされる。

バナジウムは主に牛乳や蕎麦、豆腐、マッシュルームなどに含まれており、ミネラルウォーターなどにも含まれている。欠乏による障害は報告されていないが、有効な作用があるミネラルであり、必要量もそう多くはないのでぜひ摂取したいミネラルの一種である。

バナバ

バナバとはフィリピン等の熱帯・亜熱帯地域に自生する植物。肉厚の葉が健康維持に活用され、通常はバナバ茶として利用する。古来より民間療法に活用されてきたが近年その健康効果が認識され、お茶として販売されるだけでなく、その抽出エキスがサプリメントなどとして販売されている。多くの生活習慣病に対する改善作用があるとされる。

バナバの葉に含まれるコロソリン酸という有効成分にはインスリンのように血中の過剰な糖分を細胞へ取り込む作用があり、血糖値の低下が促進されることが近年の研究により明らかとなった。また、ミネラル成分、食物繊維なども豊富に含まれている。お茶とされるものとしては珍しくカフェインを一切含んでいないのも特徴といえる。

ハナビラタケ

ハナビラタケとは、ハナビラタケ科の食用となるキノコの一種。花びらが集まったような形状をしていることからハナビラタケと呼ばれる。針葉樹の根元などに生え天然物は非常に少なく貴重とされるが、近年では栽培も可能となった。

多糖類のβグルカンを非常に多く含まれており抗腫瘍効果があるとされている。通常は、粉末などに加工されたサプリメントなどとして摂取される。

パパイア

パパイアとは、熱帯アメリカを原産とする果樹。果実には有効成分として知られるパパインが含まれており、消化促進作用などがあるとされている。また、プロビタミンAであるクリプトキサンチンやビタミンC、鉄分、カルシウムなども含有している。

熟した果実をフルーツとして食べるほか、未完熟の果実を料理などに加工して食べる習慣が沖縄地方にある。沖縄長寿の秘密の一つとも呼ばれている。

パパイン

パパインとは、パパイアに含まれているタンパク質分解酵素の一つ。未完熟の果実に多く含まれているが、完熟した果実にも含まれる。消化剤として用いられるほか、角質除去作用があることから、化粧品などにも含まれることがある。

2008年08月21日

パプリカ

パプリカとは、ナス科の植物で唐辛子やピーマン、ししとうなどの仲間。日本で主に栽培されているのは野菜として食されるタイプのパプリカが主流だが、薬用に使われるパプリカもある。代表的なのがタバスコで、豊富なカプサイシンを含み血行の改善作用がある。
また、薬用成分が豊富なパプリカは塗り薬などにも使われ筋肉痛や腰痛の改善作用などがあるとされる。

パラアミノ安息香酸

パラアミノ安息香酸(ぱらあみのあんそくこうさん)は以前はビタミンBxと呼ばれた栄養成分で、動物の生存に欠かすことができない成分。食品では穀物や肉類に豊富に含まれている。パラアミノ安息香酸の摂取により白髪改善、不妊症の改善、ヘルペスの改善といった作用があるとされる。

ただし、現時点でパラアミノ安息香酸の作用や効果について厳密な検査は行われていない。また、人はパラアミノ安息香酸から葉酸を合成する酵素を保持していないことから、人間に対して必須な成分かどうかはまだ判明していない。

バリン

バリンとは、筋肉においてエネルギー源となるアミノ酸の一種で体内では合成することができないため必須アミノ酸に分類される。人体には体重1kgあたり10mgが必要量とされている。なお、肝硬変患者の低アルブミン血症を改善する医薬品にも利用されている。

レバーや牛肉など多くの食品に対してバリンは含まれていることから、通常の食生活を送っている限りバリンが不足することは考えにくい。ただし、バリンは分岐鎖アミノ酸に分類されており、分岐鎖アミノ酸は一つでも不足すると、すべてのアミノ酸がもっとも摂取量が少ないものよりも大きな働きはできないことに注意が必要。バランスよくアミノ酸を摂取するようにしたい。

春ウコン

春ウコンとは、ウコンの一種でキョウオウとも呼ばれる。同じウコンの仲間である秋ウコンと比較すると、ウコンの有効成分として知られる色素成分クルクミンの含有量は少ないものの、秋ウコンと同様に肝臓機能の向上作用がある。

また、春ウコンには独自の製油成分が含まれており殺菌作用や血圧・コレステロールを下げる作用もある。漢方薬の分野においては、主に根茎が利用され、姜黄(きょうおう)と呼ばれる。

2008年08月25日

パンガミン酸

パンガミン酸とは、脂質代謝に影響を与えるとされる成分で、ビタミンB15とされたが、生体にとって必要不可欠かどうかがはっきりせずに、今ではビタミンの仲間には入れないという意見の方が主流となっている。

皮膚の新陳代謝を助けたり、脂質代謝を活性かさえる作用などが認められており、サプリメントや化粧品などに利用されることがある。

パントテン酸

パントテン酸とは、脂肪を分解してエネルギーにしたり、体内で必要となるアミノ酸や脂質を体内で合成するのに必要となる成分。以前はビタミンB5と呼ばれたが近年では、パントテン酸と呼ばれることの方が多い。

多くの食品に含まれており、天然食材を食べていれば不足することはまずない。体内においてはコエンザイムAという補酵素の一部として作用する。また、パントテン酸にはビタミンB6や葉酸と同様に免疫力の強化作用やコレステロールのうち善玉コレステロールのみを増加させる作用がある。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は細胞と細胞の間に存在する成分で特に皮膚や間接、目などに豊富に存在するムコ多糖類。ヒアルロン酸は1gで6リットルもの水を抱え込むことができるとされるほど高い保水力を持つ。体内では特に関節の動きや眼球の形状を保つ作用が重要であるとされる。また、美肌作用もある。

医療の分野でもヒアルロン酸は白内障手術の補助薬などにも用いられ、サプリメントなどにも美肌成分や関節痛を和らげる作用があるものなどとして多数販売されている。長期間服用することで肌の水分量が高まり、シワの数が減少する効果が確認されている。

ビール酵母

ビール酵母(びーるこうぼ)とは、ビールの製造に利用される酵母を乾燥させたもの。ビール酵母には食物繊維やビタミンB群、カルシウムやカリウム、亜鉛、マンガンなどのミネラル分も豊富に含有されているため、サプリメントや健康食品として活用されてきた。

コレステロールを下げる作用があることが、人に対する試験で確認されており、このほかマウス実験では肥満対策やアレルギー対策、腎機能改善といった作用があることがわかっている。

ビオチン

ビオチンとは炭水化物や脂肪などの分解や合成に欠かすことができない物質。ビタミンB群の一種とされている。以前はビタミンHとも呼ばれた。主にレバーや卵黄などに多く含まれる。欠乏すると皮膚炎や結膜炎を引き起こすとされる。

近年では、肌荒れを改善する作用があるということがわかってきており、サプリメントなどとして販売されている。ビオチンは保健機能食品としての表示が認められている。

ピクノジェノール

ピクノジェノールとは待つの樹皮から抽出することができるポリフェノール成分の一つ。非常に強い抗酸化作用を持ち、活性酸素の除去や血流を改善する作用がある。このほか、関節痛や生理不順、注意力障害を改善する作用も報告されている。

2008年08月27日

ヒスチジン

ヒスチジンとは、タンパク質を構成しているアミノ酸の一種で体内で合成されるものの合成の速度が遅いことから食品として摂取すべき「必須アミノ酸」に分類されている。特に乳幼児など成長期の内は必須となる。

ヒスチジンは交感神経を刺激するヒスタミンの材料となる。また、脂肪燃焼を促進させる作用もあることから、ダイエット効果についても期待されている。魚類に多く含まれており、特にカツオ(鰹節)に多く含まれる。ほかにもマグロ、サンマ、イワシ、鶏肉、子牛肉などにも含まれている。

ただし、ヒスチジンは分解されるとアレルギー物質である「ヒスタミン」に分解される。そのため、喘息やアトピー性皮膚炎などの症状を持つ場合にはヒスチジンによる過剰反応が出る場合もあるため、こうした症状がある人は過剰な摂取を控えるべきであるとされている。

ビターオレンジ

ビターオレンジとは、ダイダイとも呼ばれる果実のこと。ビターオレンジの未完熟果実の抽出エキスには、脂肪細胞に働きかけを行い体脂肪の燃焼を促進する作用があるとされており、ダイエットサプリメントなどに活用されている。また、果皮より抽出される精油成分はアロマテラピーなどにも利用されている。

ビタミンA

ビタミンAとは、視力維持や皮膚・粘膜を丈夫にするという作用があるビタミンの一種で、脂溶性ビタミンに分類される。天然のビタミンAとしては、レチノール、ベータカロテンなどがある。不足すると夜間の視力低下(鳥目)や、肌の乾燥や口内炎などになりやすくなるとされる。レバーやウナギ、緑黄色野菜などに多く含まれている。

なお、動物性のビタミンAであるレチノールよりも緑黄色野菜に含まれるベータカロテンのほうが良い。(ベータカロテンには過剰摂取による障害がないものの、レチノールの場合過剰に摂取すると頭痛や吐き気、疲労といった過剰症が起こることがある)また、油と一緒に摂取すると吸収率が高まるため、野菜により摂取する場合などは野菜炒めなど、油と一緒にビタミンA(ベータカロテン)を摂取することでより効率よくビタミンAを摂取できる。

ビタミンB1

ビタミンB1はでんぷんなどの炭水化物を分解しエネルギーとするために必要とされるビタミンの一種。ビタミンB群に該当し水溶性ビタミンに分類される。不足することで疲労感を得やすくなったり脚気(かっけ)といた症状を引き起こすことがある。

豚肉やゴマなどに多く含まれている。ただし、ビタミンB1は水溶性ビタミンのため、水に溶け出しやすい性質があることから煮物などにした場合は煮汁にビタミンB1が溶け出してしまうことから、汁も飲むようにするなどの工夫が必要となる。また、アルコールと一緒に摂取すると吸収率が下がってしまうのでお酒を良く飲む人は多く摂取するように心がけたい。
水溶性のため、過剰摂取した場合であっても尿と一緒に排出されることから過剰症の心配はない。一日の目標摂取量は成人男子で1.4mg、成人女子で1.1mgとされる。

ビタミンB2

ビタミンB2とは脂肪を分解しエネルギーを取り出す上で必要となる水溶性のビタミンの一種。ビタミンB群に分類される。レバーや魚、大豆、卵などに多く含まれており、ビタミンB2が不足することで疲労感や肌トラブル(にきび、吹き出物、口内炎など)を引き起こしやすくなる。

ビタミンB2は体内において動脈硬化や老化原因物質でもある過酸化脂質の生成を抑制する働きがあり、特に動脈硬化予防の観点からもビタミンB2は重要とされる。特に脂肪摂取が多い人は積極的に摂取したいビタミンの一つ。

ビタミンB3

ビタミンB3とは、ナイアシンのこと。詳しくは「ナイアシン」の頁を参照。

ビタミンB5

ビタミンB5とはビタミンB群の一種で「パントテン酸」と呼ばれる。詳しくは「パントテン酸」の頁を参照。

ビタミンB6

ビタミンB6とは、タンパク質や炭水化物を分解したり、神経伝達物質や赤血球、核酸などの合成に関わったりする水溶性のビタミン。ビタミンB群に分類される。皮膚炎などの予防にも作用するとされており、必要量はタンパク質の摂取量に依存するとされる。

ビタミンB6が体内で欠乏すると皮膚炎や湿疹などの症状が現れるとされており、長期的に不足すると脂肪肝などの症状を引き起こしたりアレルギー症状がでやすくなるといった欠乏症があるとされる。ビタミンB6はカツオやマグロなどの魚類のほかサツマイモなどにも含まれている。なお、ビタミンB2が不足する場合、ビタミンB6の働きも阻害されることから、両者は合わせて摂取すべきであるとされる。
水溶性ビタミンであるため、過剰症の心配はない。

ビタミンB12

ビタミンB12とは炭水化物や脂肪の分解や核酸合成に必須となるビタミンB群の仲間。水溶性ビタミンに分類される。不足することで赤血球が不足し貧血や、ホモシステインの増加による動脈硬化のリスク増大などの健康被害が起こることがある。

ビタミンB12はレバーや牡蠣、サンマなどに多く含まれる。特に動物性の食品に多く含まれることから肉類をあまり摂取しない人は不足しがちとなることから、そういった方はサプリメントなどを活用してビタミンB12を効率的に摂取したい。水溶性ビタミンであることから過剰摂取による障害はない。

2008年08月29日

ビタミンB15

ビタミンB15とはパンガミン酸と呼ばれる成分のことで脂質の代謝に関係されるとされる成分のこと。1951年に発見されビタミンB様の作用を持つことからビタミンB15と命名されたが、人間にとって必須の成分かどうかがわかっておらず、現在ではビタミンBの仲間に入れないという見解が主流である。

ビタミンBT

ビタミンBTとはLカルニチンのこと。脂肪からエネルギーを取り出すために必要とされる。詳しくは「Lカルニチン」の頁を参照。

ビタミンBx

ビタミンBxとはパラアミノ安息香酸のこと。現在はビタミンBxとは呼ばれず、パラアミノ安息香酸と呼ばれる。葉酸合成の材料として必要な成分。詳しくは「パラアミノ安息香酸」の頁を参照。

アスコルビン酸

アスコルビン酸とは、ビタミンCの別名。緑黄色野菜などに多く含まれており様々な機能を持つビタミンの仲間。水溶性ビタミンに分類される。詳しくは「ビタミンC」の頁を参照。

ビタミンD

ビタミンDとは骨や歯などの健康を保つために必要なビタミンの一種。脂溶性ビタミンに該当する。ビタミンDは小腸においてカルシウムやリンなどが吸収されるのを助ける働きをするほか、血中のカルシウム濃度を一定に保つ作用がある。

通常太陽の日光を浴びることでビタミンDは体内で合成されることから、過度にビタミンDが不足することはないが、幼児期など成長著しい時期はビタミンDを食品等から摂取すべきであるとされる(以前はこのため日光浴が推奨されていたが、近年では紫外線による皮膚がんなどに対する影響から控えるべきと勧告されている)。なお、食品としてはいわしやマグロなどの魚類の他、卵、バターなどにも多く含まれている。
ビタミンDが体内で不足すると乳幼児の場合はくる病のリスクが増大し、閉経後の女性の場合骨粗しょう症などのリスクが高まるとされる。

ビタミンE

ビタミンEは、体内において高い抗酸化作用を示すビタミンの一種。脂溶性ビタミンに分類され、油に溶けやすく体内の細胞内などに入り込みその酸化を抑制する作用がある。この作用は老化防止や動脈硬化などの予防に適しているとされる。

体内でビタミンEが不足すると、血行障害かくる障害である肩こり、頭痛、冷え性などが起こりやすくなり、高度に不足した場合はホルモンバランスの乱れ、老化の進行などが起こるとされる。食品ではナッツ類や胚芽、卵黄葉物野菜などに多く含まれる。なお、ビタミンEはトコフェロールとトコトリエールの二種類がある。

なお、ビタミンEはビタミンCにより再活性化されるという作用があるため、ビタミンCとビタミンEを一緒に摂取するとその働きがより高まるとされている。

ビタミンH

ビタミンHとはビオチンのこと。今はビオチンと呼ぶのが通常でビタミンHとは表記しない。炭水化物や脂肪やタンパク質の分解・合成に作用する水溶性の成分でビタミンB群の一種とされる。詳しくは「ビオチン」の頁を参照。

ビタミンK

ビタミンKとはカルシウムが穂年に沈着してしまうのを阻害し、骨を強化する作用や怪我などにより出血した際に血液を凝固させて出血を防ぐ作用があるビタミンの一種。厳密にはビタミンK1、ビタミンK2、ビタミンK3の三種類に分類されるが、基本的に同一に語られることが多い。

普通に食事をしていれば不足することはほぼないが、万が一不足する場合は骨に対して十分なカルシウムが骨に取り込まれないことにつながることから骨がもろくなったり、骨粗しょう症などを引き起こす恐れがある。なお、新生児の場合、はビタミンKシロップなどを飲ませビタミンK不足を引き起こさないような取り組みがなされている。このほか、ビタミンK不足は出血がとまらなくなるなどの症状を引き起こす。
主に、納豆や葉物野菜、肉類、乳製品などに豊富に含まれている。

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